年越の大祓(おおはらえ)

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12月31日に恒例の年越大祓式がおこなわれます。

午後3時より。

 

大祓(おおはらえ)とは

ふだん知らず知らずのうちに身に付いた「つみ・けがれ」を6月、12月と、半年ごとの区切りに祓い除ける日本古来の儀式です。

6月末に「夏越(なごし)大祓」、12月末に「年越大祓」がおこなわれます。

大祓式には、それぞれの家族が「身代わり形代(かたしろ)」を神社に持ち寄ります。そうして一切のつみ・けがれを形代(「ひとがた」ともいいます)に託して祓い落とすことは、「神さまから生命を新たにいただいて生まれ変わる」ことを意味します。

大祓「身代わり形代」

また参列者は、ご神前に「大祓詞(おおはらえのことば)」という古来の祝詞(のりと)を皆で声をあわせて奉唱します。(本年に限り、新型コロナウイルスの状況を勘案し、代表の神職が「大祓詞」を神前に奉唱します。)

半年ごとの節目に生命の更新を祈る大祓の神事は、個人や家族のことにとどまらず、往古より社会全体の再生を祈る国家の重儀でもありました。とりわけこのたびは悪疫退散を祈願する特別な大祓となりましょう。

◎当日ご参拝できない場合は、「形代」を事前に社務所にお届け、または郵送することもできます。参列者同様に神事を厳修したのち「大祓神札」を送付致します。「形代」用紙をお求めの場合は、どうそ社務所にご連絡ください。(社務所027-346-2158)

◎また、ご参拝の皆様は御社殿の中には入らず、外の社殿前において神事をおこないます。参列の際は、マスクを着用し、「密」になりませぬようどうぞご配慮ください。